喫煙に関するイメージ戦略について

「嗜好品の問題点と・・・」.健康に害を与えるという点では,その程度は違うと思いますが,タバコも労働も車も同じだと思うので「同列で語る」ことに無理はないと思いますが,どうでしょうか?あと,「健康が大事」と言っておきながら,長時間労働や車についてはどれほど人が死のうが利益を上げるのだから構わないという理由で聖域扱いされている現状を考えれば,こうした要因について強調する必要があると思います.
「やめてくれ・・・」.大勢がバラバラな方向に向かって歩いている交差点で人を止めて説教したら,それこそ「迷惑」で,危ないと思いますよ.おそらく,歩きタバコ以上に怪訝な目で見られるのではないでしょうか.
「プラスイメージ」.これは状況と相手に依存するでしょう.
うなぎパイさんのような方に対しては,あるいはうなぎパイさんのような方が今の日本における非喫煙者の多数派であれば,プラスイメージを語ることは意味があるのかもしれませんが,そうでない人に対して,そして日本の現状では反感を買うだけです.うなぎさんのような方は,今の日本における非喫煙者のうちどれくらいでしょうか.個人的な経験から判断すれば半分くらいでしょうかね.ネット上では「強い」非喫煙者が多いですけどね.
そもそも,今のわたしにとって喫煙は呼吸をするようなものですので,「呼吸をすると,こういう効果もあるよ」とか「呼吸をすることには,こんないい所があるよね」の「効果」や「いい所」に,何を入れたらいいのかわかりません.「呼吸をすると生きていけるよ」ってヘンですよね?
それから,わたしは反喫煙の方々が「タバコのないキレイな世界を!」と理想を掲げて喫煙者の消滅による「美しい」世界の構築にまい進しているような感じで,世界を変えたいと思っているわけではありませんしね.あちこちから追い出されて,隅でタバコを吸いながら,「喫煙者の次のターゲットはあなたたちだよ」と思ってるだけです.