難民申請者、入管連行中に自殺未遂 手術後に連行強行


「収容されると自殺の恐れがある」と診断されたアフガニスタン難民申請者を東京入国管理局横浜支局が病院で待ち受けて収容を強行、本人は連行中にナイフで自殺を図り、重傷を負っていたことが分かった。入管側は病院に引き返して3時間に及ぶ手術を受けさせ、再び連行して収容した。弁護士らは「自殺未遂を招いたのは入管の責任だ」と抗議している。
男性は本国での迫害や日本での経験が原因で心的外傷後ストレス障害(PTSD)や十二指腸かいように苦しみ、3日にはうつ病で通院中の病院から「収容は悪化を招き、自殺の危険性が生じる」との診断書が出ていた。
〈大庭文男・法務省東京入管局横浜支局総務課長の話〉 東京高裁で収容を認める決定も出ており、法に基づき淡々とやらせていただいた。本人の精神的な疾患も含め諸般の事情を考慮し、通常より多い4人の職員で出向き、慎重を期したが、人権上戸外で身体検査もできず、予想外の事態が起きた。

「人権上」?「予想外」?なんと立派な「国際貢献」.