小泉首相:靖国参拝、中国の反発は「不思議」


小泉純一郎首相は27日のテレビ朝日の報道番組収録で、自らの靖国神社参拝に中国が反発していることについて「自分の国の戦没者に対し哀悼の意をささげる。これをなぜ外国の人がいけないと言うのか、いまだに不思議でしようがない」と述べ、中国の批判は当たらないとの考えを強調した。

靖国神社は戦争で死んだ人を皆同じように祀っているのではない.たとえばヒロシマナガサキの原爆の犠牲になった人たち,あるいは東京大空襲で死んだ人たちは含まれていない.「侵略戦争への貢献」によって戦争で死んだ人を選別して祀っているのが靖国神社である.
さらに靖国神社は戦争を鼓舞したところであり,今なお,「戦争は正しかった」との立場を取り続けている.A級戦犯が合祀されていようとなかろうと,わたしは反対である.
マスメディアは日本国内における反対については伝えようとはせず,「外国の人が反対している」というイメージを作り出すのに一役買っている.
イラク自衛隊が出兵している現在,靖国神社の役割は大きくなるだろう,自衛隊員が死んでも,ホワイトハウスペンタゴン,あるいはベクテルやハリバートンの敷地に埋葬するわけにはいかないから.