サマワ市民、陸自の支援見えず不満高まる 「交流少ない」


陸上自衛隊イラク先遣隊が入った2カ月前には歓迎ムード一色だったサマワの街が、過剰な期待と「目に見えない支援」とのギャップに、微妙な変化を見せ始めている。
・・・ボランティア団体「日本友好協会」結成の中心になった貴金属商アンマール・ホダルさん(42)は言う。
サマワ市民の7割は自衛隊の活動内容を理解できていない。市民と直接ふれあう機会が少ないのが原因だ」

「過剰な期待」をいだかせたのは誰か?
「ふれあう機会」について,NGOで活動している人はこのように発言している

人道支援を行っているNGOは地元の地域社会にとけこんで信頼関係を築き、情報をもらい安全を確保する。武器ももたず、占領行政から距離を置くことで自らを守っている。自衛隊が行うとしている自己完結型の活動とは全く逆だ.