高橋健太郎、ピーター・バラカンが〈著作権法の改正法案〉に関するシンポジウムを開催


今回は〈一部の輸入盤の輸入が制限される〉という今回の改正法案に関して、〈反対の集会ではなく、多方面からパネラーを招き、実態を明らかにし、知るためのシンポジウム〉という趣旨で実施するとのこと。

タイミングがずれていると思う.法案はすでに参議院で可決されている.法案の提出が検討されている段階であれば「知るためのシンポジウム」は意味があるかもしれないが,今このような趣旨でやるのは遅い.やらないよりはマシだと思うが.それに,「反対の集会ではなく,知るため」という言い方も理解できない.反対の集会(あるいはデモ)によって多くの人に知ってもらうことは可能だ.
この問題から外れて,ついでにもうひとつ.告知を見ると,「いかなる団体とも無関係です」とある.団体と関係してるとまずいのかな.
生まれた時から,国民という団体の一員なのにね.国民という団体の一員であることは問題ないけど,それ以外の団体に関わることは問題なのかな.国民という団体こそがもっとも暴力的で,しかも強制加入させられる,やっかいな団体だと思うけど.この人(何やってる人か全然知らないけど)にこんな文句言うのは酷かもしれないけど,よくある心配というか,子どもにアブナイ友だちがいるんじゃないかって心配しているヤクザの親みたいで奇妙な光景ではあるね.