「覚悟はしていたが……」不安抱え待つ邦人記者家族


奥克彦大使(参事官から昇進)らの銃撃事件から半年、5人が捕らわれた人質事件から1月余り。「覚悟はしていたが……」。退避勧告が出ている危険な地にとどまる2人の安否情報を、家族たちは息を詰めて待った。
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また、戦場取材に出かける理由について「ドラマチックだからですよ。そこに人が生きて、あるいは死んで、(中略)一歩間違えば自分も傷つくわけですから、それはもうエキセントリックだし」と強調し、「次から次へいろんな難関が出てくるから、その場その場でいろんな機転を利かして切り抜けていく、それがすごく面白いですね」と語っている。
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紛争地域に行くかどうかは「安全なら行かない、危険なら行く」という独自の解釈で決めるとし、「ニュースの中心にならないと、どんな映像を撮影してもお金にならない」とフリーの厳しさも自嘲(じちょう)気味に書いている。
(強調は引用者)

はやいね,読売新聞は.以前にもがんばっていたけれど(残念ながらオリジナルの記事は読売新聞のサイトにもGoogleのキャッシュにもなかったが,検索してみると,いかに有効だったかがよくわかる).
たしかに,ここにウソはない.
どれを抜き出し,どう並べるかによって印象はどうにでも作れるというプロパガンダの見本を,今わたしは昔起こった出来事の中にではなく,目の前にしている.