外国人摘発数が最悪、半数は中国人…上半期


殺人や強盗などの凶悪犯は、昨年同期より18・0%少ない約200人だったが、摘発された凶悪事件の8割近くを占める強盗は増えており、依然として外国人犯罪の凶悪化の傾向が続いている。

オリジナルのデータは警察庁http://www.npa.go.jp/toukei/keiji18/160806hanzaijousei.pdfと思われるが(凶悪犯が196人で,18.0%減少している),この資料を見ると,強盗は2003年の上半期が122件(174人),2004年上半期が124件(163人)となっており,件数ではたしかに2件,率でみて1.6%増加しているが,人数では11人,6.3%減少している.「凶悪犯は・・200人」と人数でひとつの文を書き始めながら,なんのことわりもなく途中から件数で数えている(以下,読売新聞とは反対に減少を強調してみました).
参考までにこの資料によって凶悪事件に含まれるそれぞれの犯罪の検挙人数における来日外国人の割合を調べると,殺人が2003年上半期の6.2%から2004年上半期の2.6%へ減少(以下,2003年上半期から2004年上半期の数字),強盗が7.7%から8.3%,放火が1.3%から0.61%へ減少,強姦が2.0%から2.1%であり,凶悪犯全体としては5.9%から5.3%へと減少している
検挙件数でみると,殺人が4.2%から2.9%へと減少,強盗が6.7%から7.0%,放火が1.5%から0.6%へと減少,強姦が1.6%から2.1%,全体としては4.5%から4.3%へと減少しており,件数,人数ともに外国人の占める割合は減少している
割合でなく数そのものでみれば,検挙人数で殺人が44人から18人へと減少,強盗が174人から163人へと減少,放火が9人から4人へと減少,強姦が12人から11人へと減少,合計で239人から196人と18%の減少.検挙件数では,殺人が28件から19件へと減少,強盗が122件から124件,放火が11件から4件へと減少,強姦が12件から11件へと減少,合計で171件から161件と6.2%の減少となっている
(追加:朝日新聞も読売新聞と同じ穴のムジナです)