「河合氏への謝礼高い」 返還勧告求めて監査請求
河合隼雄文化庁長官に京都市教育委員会が「助言謝礼」などの名目で不当に高い報酬を支払ったとして、京都市の市民団体が21日、河合氏に約240万円の返還勧告をするよう求めて市監査委員に監査請求した。
請求によると、市教委は2001−02年度、河合氏に道徳教育などについての「指導者謝礼」「助言謝礼」の名目で毎月6−10万円、計152万円を支給するなどした。
また河合氏が座長を務めた諮問会議では出席1回につき10万円、計30万円を支払った。謝礼の一部は02年1月の長官就任後に支給されていたという。
市民団体は「指導が実際にされたことを証明する文書が何もなく、不透明な支出だ」と指摘。諮問会議の謝礼も「ほかの委員や後任座長の謝礼は約1万1000円で、河合氏への謝礼の突出ぶりは異常」としている。
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