Wrench@渋谷クアトロ(22日)

アンコールでボーカルが素っ裸になっちゃったよ!
確か以前のCD発売ツアーはAXだったのに,今回はクアトロ.人気がなくなってきているのかな,心配.前座があるとはいえ,スタート30分前に会場に入るとガラガラ.始まる頃にはそこそこ埋まってすこし安心.
この前のロフトで聴かせてくれた新曲も新譜でばっちりとまではいかないけれど予習したし,会場もロフトよりは広いので踊りまくれるぞと思って,1曲目から思いっきり飛び跳ねていたら,いきなり足に疲労が.早起きしすぎたせいか.おまけにクアトロの「あの柱」の角に激突して,擦り傷ができて,そこに汗がしみて,腕がひりひりする.今回ぶつかって初めて知ったのだが,あの柱,角にはクッションみたいなものがまいてなくて,木(?)がむき出しになっていた.しかし,あの柱の後ろはステージが見えないせいか,人が少なくて踊りやすくていい.ステージはほとんど見てないし,見ようとしても視力が悪くて見えないしな.
最近の Wrench は打ち込みも多少入ってきて,以前のように「ラウド」一辺倒という感じではなくなってきているけれど,Mad みたいにはならずに,キャッチコピーに使われている Loud Dance Music という言葉がぴったり.ドラムが変わったけど,その影響はほとんど感じることなく(新ドラマーに失礼かな?),ちょうどいいリズムで踊らせてくれる.昔の曲も全然違和感なかったし.
他の客とぶつかることを全然気にすることなく,踊らせてくれるバンドというのはあまりないもんな.RovoDCPRGだと,やっぱりファン層が全然違うので多少気を使う.
アンコールでは,いつの間にか2列目くらいまで突進していて,「えっ」と思ったら,ボーカルが脱いじゃった.これまで他のバンドの写真とかではいくらでも見たことあったけど,自分が見たライブで素っ裸になったのは,初めて見た.いや,ほんと最高だったよ.今年の締めくくりにふさわしいライブだった.