架空の街でやりくり体験 品川の中学、ローン・税金学習

ニートやフリーターが増え」ている,すなわち株に投資するカネもなければ,ローンを組むこともできない,ひょっとしたらクレジットカードを作ることすらできない人たちが増えている中で,このような授業にどれほどの意味があるのだろう.そもそも,親がいちばん苦労しているのはカネを使う場面ではなくて,稼ぐ場面だろう.
このプログラムを提供している「ジュニア・アチーブメント」のサイトによれば,「各種教材やプログラムは学校に対して無償配布。それを支えているのは、約4万社の企業による財政的援助」とある.つまり,企業にとっては学校の中で堂々と営業活動ができるという大きな意味がありそうだ.