尊厳死:難病患者や学者らが「法制化を阻止する会」設立
「着床前診断」のニュースでも思ったが,こうした動きが進んでいくと,「なぜ死ねるのに,いつまでも生きているのか」とか,「どうして障害を持っているとわかっていたのに生んだのか」という社会的な圧力が出てきそうで,こわい.
脳死状態での臓器移植も同じで,そのうち,「脳死なのにどうして臓器を提供しないのか」といった意見が出てきてもおかしくない.死なせないことや死なないでいること,あるいは生んだことや生まれてきたことの理由は,他人に説明しなければならないことなのだろうか.