テロ対策、改札口で顔撮影 東京の地下鉄で導入実験

監視カメラが設置されていたロンドンの地下鉄で事件が起きたことから得られる教訓は,監視カメラは役立たないということだと思うのだけれど,どうして「失敗」を繰り返そうとするのか,よくわからない.Aをやっても防げなかった,次はB.Bもダメだった,次はC.この繰り返しというかエスカレートが目的なのかな.
それより不思議なことは,国勢調査がプライバシー意識の高まりとかで以前と比較するとうまくいっていないのに,どうしてこのようなプライバシーを侵害するような監視カメラの設置はスムーズに進んでしまうのか,ということ.やっぱり「テロ防止」というフレーズは効き目があるのかな.そうだとすると,国勢調査も「テロ防止のためです」とか言えばいいのにと思う.「居留守を使う人はテロリストと見なします」とか「普通の人はきちんと書いて提出しましょう」とかね.