LCD Soundsystem@渋谷O-East(2月26日)

ディスコ・パンクとはいっても,客層はパンクとは全く違う.着いたのがDJが始まってから30分くらいたってからだったので(予定通り始まっていれば),暗くてよく見えなかったけれど.
最初のDJはけっこうよかった.というか,どこかでDJは変わっていたはず.事前にプロモーターのサイトで発表されていたタイムテーブルによれば,2組がDJをやると書いてあったし,途中からつまらなくなった.
割と混んでいたので,柱の影,つまりステージが全然見えないけれどスペースは十分にあるところ(見えないからすいているのは当たり前)にいたら,前のほうに行き損ねてそのままライブに突入.
「スミマセン,I'm sick」とかボーカルが言っていたので,調子がよくなかったみたいだったけれど,初めて見るので比較のしようもなかったし,ライブの時間が短かったことを除けば,ぜんぜん調子の悪さは感じなかった.
予想外だったのが,ボーカルがファルセットを多用していたこと.これがとてもよかった.CDでもそうだったかな?
あまり周りに人もいなかったので,思いっきり好きなように飛び跳ねていたら,途中で足がつりそうになった.足がつりそうになったのは,だいぶ前にフェミ・クティを見に行って以来だ.chk chk chk もそうだけれど,この手のバンドは飛び跳ねるのにはもってこい.もうちょっとテンポがはやいと飛び跳ねられないし,もっと遅いバンドはライブを見ても,あまりおもしろくない.
途中から Gang of Four みたいなギターが入る曲をサイトで試聴して,かっこいいと思ってCDを買って,チケットを買ったのだけれど,CDを通して聞いたらそれ以外の曲はあまりかっこよくなかった.でも,ライブはよかった.とくにアンコールの最後の Yeah Yeah Yeah と叫んでいるだけの曲はそのまま20分くらいやってほしかったくらいだ.
ライブが終わって最後にプロモーターからの「本当はもっと長く予定していたけれど,病気だったのでナントカ」という日本語のアナウンスが流れいてた.今度は元気な状態でのライブを見たいな.